リッチ・シェフレン
ナビゲーターの中谷です。
小さい頃。「はしか」とか「ふうしん」みたいに子供だったら1度は掛かる病気ってありましたね。。。経営者も初期の頃には今日お話しする病気に多くの人が掛かっている事を知っていましたか?
しかもこの病気は、クセが悪い事に、一度掛かってしまうと、ちゃんと治し方を知らないと一生続いてしまう可能性があります、、、
先日も、この病気に掛かっている創業2年目の起業家の一人と会話する機会があって思ったことがあります。
「中谷さん、決算したら…だいぶ赤字だったんです。」その話の相手は教育ビジネスに携わっていて、フェイスブックなんかでも頻繁に投稿しているのを見てたので、そこそこうまくいってると思ってました。それなのに決算したら赤字だと。。。
「そんなに調子良くないの?」と聞くと、、、
「気づいたら、お金ないです(笑)」と。
いやいや笑われへんよ、、、この起業家は独身だからまだいいけど結婚してて、子供もいたら現金無くなったら地獄ですよ。
キャッシュフロー見てますか?
正直、これを読んでくれてるあなたが、まさかとは思うんですが、キャッシュフローって見てますよね?日本語で言うなら、お金の流れってやつですけど、簡単に言うなら手持ちの資金がどんだけあるかっていうのを管理してるかってこと。今月末の状態でいくらある?来月末は?3ヶ月後は?半年後は?って感じで、手持ちのお金がどんだけ残ってるか、もしくはどんだけ増えてるかを知っとくってことですね。
僕は今まで10年間、無借金で会社を経営してきてますけど、このキャッシュフローは常に意識してます。そら、キャッシュがなくなったらビジネスは終わりですから、当たり前。。。リッチも、ビジネス・グロース・システムでも語ってますが、とにかくキャッシュフローだけは見ておくようにと。そうしないと、ビジネスがゲームオーバーするからって言ってます。逆に言えば、キャッシュフローさえ安定してさえいれば、なんとかなるってことでもあります。
だけど、意外にこのキャッシュフローを見ていない起業家や経営者が多いなぁという印象。。。気づいたらお金がなくなってたとか、おいおいって感じですけど(笑)
自分が動かないと会社がつぶれる
というか、キャッシュフローを管理してたら、今のままだと3ヶ月後ヤバイな
とか、6ヶ月後どうなるかとかがわかるはず。ただ、僕も5年目ぐらいまではずっと思ってたことがありますね。それは、、、
自分が動かなかったら…ヤバイ。。。
これは、今のあなたも、もしかしたら思っているかも知れませんが、、、自分が動かなかったら会社がつぶれるみたいな。。。それは、正直キツいと思います。僕も長い間、そう思ってきたからわかります。まぁ、だからそのストレスで夜の街に繰り出してたんじゃないかっていう、、、(笑)
でも、その自分が動かなかったらヤバイって思ってた状況を抜けだせたのが、ダイレクト・レスポンス・マーケティングとの出会いでした。つまり、DRMと出会って、その時に僕が理解したのが、「仕組み化」することの重要性だったんですね。「システム」を組むってことが大事だと気づいたわけです。
とにかく自分が働いる?
けど、それまでの僕はとにかく1人で働いてましたね。もちろん従業員は少ないですけど一緒にやってました、、、でも、しゃかりき働いてるのは自分だけみたいな。。。創業前も20人以上の制作部隊の売上を僕1人の営業でまかなってたことがありましたし、それと同じことを起業してからもずっとやってた訳です(笑)というか、そうやって稼ぐことしか知らなかったので、自分がやれば何とかなるって思ってたんですね。
で、、、案の定、自分の身体がおかしくなる。。。もちろん精神的にも。そこで、これじゃアカンなーって思って、何とかしないとって思って見つけたのがDRMでした。それから、仕組み化することを覚えました。
行き当たりばったり病
そうやってDRMに行き着いて、自分がかかってた病気がわかりました。。。それが、「行き当たりばったり病」だったってこと。
キャッシュフローを見ながら、次の支払ヤバイからどうしよう、、、今月は大丈夫だけど、3ヶ月後はヤバイからどうしようみたいになってたら、それはもう「行き当たりばったり病」にかかってます。1年後は大丈夫、でも3年後は、、、とかでも同じですね。あなたは行き当たりばったり病です。
そうやって行き当たりばったり病にかかってると、何とかしないとって思ってるので、チャンスに飛びつくことになると。。。あっちでこの広告をやれば儲かると聞けばフラフラ、こっちでこれを学べば儲かると聞けばフラフラ、を繰り返すことになります。とにかく計画性もなく、チャンスに乗っかりたくなってしまうんですね。
まぁ、かくいう僕もそうやって自分の業界とはまったく関係のない新規ビジネスに手を出して、せっかく本業で稼いだお金を食い潰すという事態に陥ったこともありますから、あまり大きなことは言えません。。。(笑)
あなたがもし、以前の僕と同じように「行き当たりばったり病」にかかっていると思うふしがあるなら、それを治した方がいいと思いませんか?その処方箋は「システム」です。あとは、システムをいつ構築するのか?それだけですね。問題は「いつ」やりはじめるのかってことだけです。あなたはいつやるの、、、?
中谷佳正
P.S.
海外のマーケッターの間では、「ビジネスのシステム構築」と言えばリッチ・シェフレンと認識されてたそうです。だから、Yahoo!とかGoogleとかMicrosoftもリッチの話に耳を傾けたんだと思います。
あなたの行き当たりばったり病を治すなら、、、リッチ先生に診てもらいましょう(笑)