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日誌の有効活用法

2016.5.24 | ,
From:リッチ・シェフレン 前回の記事では、日誌をつけることのメリットをお伝えしました。そこで本日は、実際に日誌を有効に利用できるようになる方法をいくつか紹介します。

あなたに注目して欲しいことは、あなたが何かをやってうまくいかないときに感じる気持ち、それから、ついに雲間から日の光を見た瞬間、つまり何か大きな気づきの瞬間に感じる気持ちです。

ぜひこのエクササイズをやってください



最初にやって欲しいエクササイズは、一般的な状況でのあなたの考えや感情、気持ち、フラストレーションについて日誌に書き出すことです。それと同時に、何かを購入することについて考えている時など、具体的な状況における気持ちについても記載してください。

何かを買うことについて考えているときや、突然「これを買いたい」という強い感情に駆り立てられたときには、一歩下がって、その感情がでてきた心の中で何が起きているのかを明確にしてください。そして、それを日誌に書き留めてください。

そのような駆り立てられるような気持ちになった原因は具体的に何でしたか?あなたは何を感じましたか?そのことについてどう感じましたか?あなたの心の中で何が起きていましたか?それに抵抗しようとしましたか?

(これらは、あなたが日誌をつけ始めるきっかけとなるように、いくつか質問として書いただけですから、あなたが自分で思いつく限りのことを書き出すようにしてください)

次にやって欲しいエクササイズは、あなたの最近の大きな買い物を3つ思い出して、そのときの気持ちを考えてみることです。

その3つの買い物のそれぞれについて、買うと決めたときにあなたの心の中ではどんな感情が起きていたか、思い出してください。その買い物をする気にさせたのは何でしたか?

買った後の理由付けの話をしているのではありません。そうではなくて、買うと決めた瞬間に、あなたはどんな強い感情や欲求を感じていたのでしょうか?あなたが葛藤していたのは、どんな恐怖でしたか?

それを買ったら何があなたの希望通りになると、あなたのどのような願望が実現すると思っていましたか?あなたの心の中で「これは買いだ!というひらめきスイッチ」を押したのは何ですか?(それをストーリーの形で書いてみてください。どんな感じでしょうか?)

私なら最近3ヶ月の間の3つの大きな買い物か、3つの大きな投資についてこれをやります。その行動を起こす気にさせたものは何だったのか、徹底的に考えるのです。

これは、きちんと時間をとってやることが非常に重要です。なぜならこれが上手くできるようになるほど、あなたのマーケティングのスキルは上達するからです。そしてマーケティングのスキルが上達すればするほど、あなたの売上は増え、あなたのビジネスも短期間で成長するからです。

日誌を最高のツールにするためには?



日誌に書くべきことは、上記の2つのエクササイズに限りません。マーケティング日誌をつけることは、あなたのマーケティングの主軸になるべきです。

ネット上で何か面白いマーケティングのアイデアを見つけたときは必ず、それを日誌にメモしてください。あなたに何か考えさせ、何等かの感情を引き起こしたものは何ですか?あなたにそのリンクをクリックしないではいられない気持ちにさせたものは何ですか?

どこかのサイトで、本当に凄いキラーコピーに出くわしたことはありませんでしたか?もしあれば、それを印刷して、日誌の見開きページの片側に張り付け、そのコピーを詳細に分析しながら、あなたの心にぐさりときた部分を書き出してみてください。

最近、パワフルなマーケティングのファネルを目にしたことはありませんでしたか?もしあれば、それも分析して自分のフローチャートとして日誌に記載していってください。ヘッドラインも同じです。日誌に書き出しながらブレインストーミングしてみてください。

自分の日誌を、インタラクティブでマルチメディアなツールにするのです!マーケティング日誌をつけることによる効果を数えたら、きりがありません。

ですから、今すぐ日誌に相応しいノートを1冊でも2冊でも買いに行って、日誌をつけ始めてください。それはあなたにとって、最高のマーケティングのリソースの1つになることでしょう。

より高い利益のために リッチ・シェフレン

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リッチシェフレン
リッチ・シェフレン

グーグル、ヤフー、マイクロソフトなど、大手インターネット関連企業へのコンサルティングを行うネットマーケティングの第一人者。ビジネス戦略の構築を得意とする起業家で、マーケティングの世界で巨人と言われているダン・ケネディ、ジェイ・エイブラハムたちとパートナーシップを取り、指導を行っている。そんな経歴からリッチはグルズ・グル(Guru’s Guru = 先生たちの先生)と呼ばれる。

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