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自動化できるのはどっち?フロントエンドとバックエンド

2015.5.15 | 
こんにちは
Strategic Profitsの木本です。

今週のリッチ・シェフレンの名言です。

失敗する起業家やマーケターがよくやってしまう、ビジネスの自動化についての間違いがあります。もし、あなたがそんな間違いをしているままだと、いずれあなたの会社はつぶれてしまします。なので、ぜひ最後まで読んで、正しい方法を知ってください。



あなたに質問です。フロントエンドとバックエンドの商品のうち、販売を自動化できるのはどっちだとあなたは思いますか?

*フロントエンドとバックエンドを知らない方のために説明しておくと、フロントエンド商品とはお客さんがあなたに対して初めてお金を払う商品のことで、バックエンド商品とは2回目以降の購入商品のことです。

この質問に答える前に、次の質問への回答があなたの助けになるはずです。

  • フロントエンド商品とバックエンド商品で、売るのが難しいのはどちらか?

  • どちらのエンドの競争が激しいか?

  • 絶えざるイノベーションが必要なのはどちらのエンドか??

  • どちらの販売のコンバージョン率の方が高いか?

  • より大きな利益を上げられるのはどちらのエンドか?


あなたはどちらだと思いますか? 実は、、、



「フロントエンドを自動化する」と答えたとしたら、間違いです。そうなのです。バックエンドこそ自動化すべきなのです。

できるだけ早くバックエンドを確立し、それからリソースの圧倒的大部分をできるだけ多くの様々なフロントエンド活動に集中させるというのが、一般的やり方です。ですが、あなたがマーケティングに少しでも従事しているなら、これは、あなたがマーケティングを勉強している間に教えられてきた全てのことと、おそらく矛盾しているはずです。

もし、リッチの言っていることが真実であれば、なぜ全てではないにせよ大部分のインターネットやオフラインのマーケターは、フロントエンドを自動操縦にし、その後絶えず様々なバックエンドド商品のことを考えようとするのでしょうか?

実際のところ、その答えはインターネットビジネスマニフェストで行った最初の区別にさかのぼります。そこにおいて、リッチはチャンス追求型であることと、戦略型であることの違いを強調しました。

さらに進む前に、先ほどの質問とその回答を見てみましょう。

  • フロントエンド商品とバックエンド商品で、売るのが難しいのはどちらか? =フロントエンド

  • どちらのエンドの競争が激しいか? =フロントエンド

  • 絶えざるイノベーションが必要なのはどちらのエンドか? =フロントエンド

  • どちらの販売のコンバージョン率の方が高いか? =バックエンド

  • より大きな利益を上げられるのはどちらのエンドか? =バックエンド


短期的には、ほとんどの場合、フロントエンド商品のプロモーションよりもバックエンド商品のプロモーションからたくさん稼ぐことができます。先ほどの質問に対するする回答は、明確にこのことを示しています。バックエンド商品のコンバージョン率は高く、通常より高い値段で売れ、利益に占める割合も大きいのです。既存顧客に対して売ることの方が、見込み客に売ることよりも常に簡単なのです。

長期的に稼げるのはフロントエンド or バックエンド?


ですが、長期的にはどうなるのか?

長期的には、あなたのビジネスと取引を始める新規顧客を確保する必要があります。さもなければ最終的に、顧客が減って、あなたの会社は倒産することになります。あなたに競合がいる場合、その中には、あなたのフロントエンドのオファーを時代遅れでインパクトの弱い、もはや魅力のないオファーに追いやってしまうようなフロントエンド商品を展開してくる競合が必ず出てくると、リッチは断言します。

たいていのマーケターやビジネスオーナーが、バックエンド商品の迅速で簡単に大きな売り上げが見込めるという誘惑にかられています。バックエンド商品から得られる大きな成功は簡単で利益が大きいので、次々に商品を発売する新たなスキームを考えるのに、 全ての手持ち時間を使いたいとみんなが思ってしまうのです。

ダイレクトマーケティング成功企業が実践している6つの秘密


ですが、大規模で成功しているダイレクトマーケティング企業なら、ただ 1 社もそのリソースの大部分をバックエンド商品につぎ込みたいとは思わないのです。それは次の6つの非常に重要な理由によります。

1.:新規顧客が初めて購入した後に取る道 筋が明確化されていないと、バックエ ンドで最大の利益を上げる最適なオファーのシーケンスを確立するためのテストができない。

2.:新規顧客が購入した後に取る道筋が明確化されていないと、全顧客からの収益を最大化するために予測モデリングシステムを開発することができない (これが、現在のあなたに意味をなさないとしても気 にしないで欲しい。これは非常に重要なコンセプトなので後ほど言及する)。

3.:将来のバックエンド商品のリソースは、フロントエンド商品のプロモーションの成功から生じる。顧客の要望を把握することに迫られて市場に出ていない なら、現在のトレンドや市場の変化を把握できなくなる。

4.:バックエンド商品は現在の利益の大きな割合を占めるが、現在のフロントエンド商品は将来のさらに大きな利益に貢献する。

5.:最大の潜在価値を有している顧客は、ごく最近獲得された顧客である。

6.:いかなるビジネスにも顧客の離脱率が存在し、離脱率より多くの顧客を新規に獲得できない場合、 毎日少しずつ廃業していることになる。

このような理由から、ダイレクト・レスポンスで成功し続けている企業やビジネスオーナーは、フロントエンドの需要創出に集中しているのです。

なので、あなたが自分のビジネスをもっと成長させたいなら、早くバックエンドを確立し、それからリソースの圧倒的大部分をできるだけ多くの様々なフロントエンド活動に集中させてください。

Strategic Profits木本

P.S.
下記のインターネットビジネスマニフェストで、さらにリッチが詳しく解説していますので、
ぜひご一読ください。

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リッチ・シェフレン

グーグル、ヤフー、マイクロソフトなど、大手インターネット関連企業へのコンサルティングを行うネットマーケティングの第一人者。ビジネス戦略の構築を得意とする起業家で、マーケティングの世界で巨人と言われているダン・ケネディ、ジェイ・エイブラハムたちとパートナーシップを取り、指導を行っている。そんな経歴からリッチはグルズ・グル(Guru’s Guru = 先生たちの先生)と呼ばれる。

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