前回、ビジネスを速く成長させ、成功の可能性を高めるには、あなたが行う全てのプロジェクトにおいて何が一番適切なプロセスかを考え、「ワークフロー」を作ることが重要だとお話ししました。
それには受信BOXを見て、メールの返信をしたりするなどの日常業務も含まれます。
そこで今日はあなたの「ワークフロー」を作成するにあたって、どういったことをすれば良いか具体例をお話しましょう。
まずあなたが通常1週間で完了しようとしていることを特定し、そしてそれを一度振り返り、あなたの生産性を妨げているものは何かを特定するのです。
生産性を妨げているものを突き止めてしまえば、それをなくす方法、克服する方法、外注する方法などを考え始めることができます。そうすれば、より優れたワークフローを作り始めることができます。
私も一週間の計画を立てる時には、プロジェクトを洗い出し、そのプロジェクトのために必要なことをステップごとに詳細に洗い出します。そうすると、面白いことに、2つのことが起こります。
まず、1つ目は委任することがラクになる。
全部自分でしなければならない、と思っていた細かい仕事が、実は他の人に委託できることに気が付きます。細かいことが積み重なってあなたの時間を奪っていたので、これは大きな時間の節約になります。
そして2つ目に、小さい時間の枠が有効に生産的に使えるようになる。
5分から10分あればできる小さなアクションが沢山あることに気付きます。アクションを小さく分解したから、それに気が付けるのです。
これが、私が日曜日に一週間の計画を立てる際に行うプロセスです。自分の一週間を最大限に活用できるよう、これを行うのです。
あなたも、あなたにとってうまくいく方法を見つける必要があります。どうすれば、効率良く多くの仕事を完了できるでしょうか?生産的になり、時間を無駄にせず、その結果自由な時間も楽しめるようになるためには、どうすればよいのでしょう?
あなたが何度もやっていて結果が予測しやすい分野であればOKなのですが、もしそうでない場合…その場合は、徹底的にブレインストーミングしてください。一つの方法を選んでそれを試します。試すことで、どれがうまく行き、どれがうまく行かないかが分かります。
目標は、自分のワークフローを文書化し、物事を進めながらより優れた方法を見つけられるようになってください。これは、改善サイクルを生み出します。
何かをするのにかかる時間を短縮するためには、プロセスを綿密に計画し、やらなければいけないことを完全に特定し、そのためのサポートや外部委託などについて調べることです。
そうすることで、より多くの時間を自由に使えるようになるので、よりレバレッジの高い活動に使える時間を増やすことができます。
もしあなたが長く続くビジネスを創りたいと望むのであれば、それを可能にする唯一の方法は、より意識的になることです。少しだけ意識を高め、一歩下がって今自分がしていることを見てください。
そうすればきっと今まで見えていなかった問題点に気付くことができるはずです。
大きな利益とその向こう側へ
リッチ・シェフレン