From：リッチ・シェフレン

今日は、起業家から私に来ている質問の中から、あなたにも役立つと思える2つの質問についてお答えします。

まず、エイブラハムの質問です。「パートナーを選別する最も良い方法について教えてください」ということについてです。

では、エイブラハムへの答えです。

パートナーを選別する最も簡単な方法は、候補者とこれまでパートナーを組んできた人たちの中から3人の推薦者を選んでもらいます。

そして、その推薦者に連絡して、「この人とまた仕事がしたいと思うか」という質問をしてください。もし、「もう二度といっしょにやりたくない」という答えであれば、あなたも二度とパートナーを組みたくないと思う相手である可能性は大です。

以上がエイブラハムの質問への答えです 。実に単純明快です。 必ず、それまでにパートナーシップを組んだ人たちに話を聞くことです。その人たちがその候補者に対して、肯定的なことを言うか、もう一度組みたいと思うかを確認してください。

では、次です。 次は、チェストンからの質問で、「どうやって、全部こなせばいいのか？」 「リソースもほんとに少ない状態でどうやりくりするのか？　しかも、起業したばかりで、やることは山ほどある」というわけですね。

これはまず、本気で、「運まかせ」の発想と「戦略的」発想の違いを説明する必要があります。

「運まかせの」発想とは、「もっと稼ぎビジネスを伸ばすには、もっとすべきことがあるのでは？」と問い続けることなのです。

ところが、戦略的発想になると、「最低限の努力やリソースで、目標に到達するにはどうしたらいいのか？」という考えるようになります。

そして、そのための方法として、まず、どこまで到達したいかを考えます。次に、その目標に到達するための異なる方法をいくつかリストアップします。さらに、そのなかで、最もステップ数が少なく、やらなければならないことが最も少なく、成功させるために必要なものがあれば、購入すべきものが最も少ない方法を選び、マッピングします。

各ステップを吟味し、実際にあなたにお金をもたらすのはどのステップかを特定します。ビジネスは「モノポリー」のゲームと同じで、お金がなくなればゲームオーバーですからね。

つまり、すべてのステップを並べて、どのステップが時期的に最も早いか、最も実入りの多いのはどのステップか、実現が最も速いのはどのステップかを考えるわけです。

それがすべて終わったところで、プランを作成します。基本的には、自分がやりたいことのプランです。

そして、リソースに少し余裕があれば、誰かに手伝ってもらうこともできます。自分に分からないことをやろうとするのは、意味がありませんからね。やり方を覚えるだけでも時間がかかります。

自分でやらなくても値段の安いoDesk（日本ならランサーズなどのクラウドソーシング）などを通じて、誰かにやってもらうことができます。その方が、お金を稼ぐという本来の用途に、もっとあなたの時間を使えるわけです。以上、2つのヒントでした。

大きな利益とその向こう側へ。
リッチ・シェフレン