リッチ・シェフレン
ナビゲーターの中谷です。
東京でレスポンスサミットに登壇してきました。
そこでリッチのナビゲーターとして「あなたの独自の強みを生かし、働く時間を減らして、利益率の高いビジネスを作る方法」という内容をお話させていただきました、、、
なかなか1時間半で価値をお伝えできたかはとても不安なところではありますが、何かを感じてくれていてすでに行動に移してくれていれば嬉しいのですが・・・そのサミットの中で情熱は大事だという話をしました。
なぜなら、、、
分別と忍耐力に支えられた炎のごとき情熱を持つ人は、一番成功者になれる資格がある
これは「人を動かす」の著者でもあるデール・カーネギーの言葉。僕たちのような中小零細の経営者や起業家は、基本的にリソース不足が常です。恐らくやることもたくさんあって、時間がないという事は結構ありますよね。だからこそ経営者は情熱がないとやってられない。。。過酷な環境の中で成果を出さないといけない時期とかステージというのがあるはずです。確かにシステムや仕組みを組むことができれば良いのは分かっているけど、、、なかなか簡単にはできない。それは僕も同じような境遇だったので分かりますね。。。
そんな状況下で情熱が持てないことをやってたらどうなるか、、、まず、心が折れます。自分には無理だったんだって諦めてしまうことになる。それはとても悲しい。せっかく、勇気を出して経営者や起業家としての道を進み始めたのに諦めてしまうのはもったいない。僕はそんな風に心が折れてドロップアウトする経営者や起業家を見たくはないので、あなたにはぜひとも情熱が持てるビジネスに取り組んでもらいたい。結果、それがあなたの望む成果への近道になるはず、、、
あなたの情熱はどこにあるのか?
では、あなたの情熱はどこにありますか?って聞かれて、すぐに答えられるなら良いのですが、意外と言われてみても答えられない人も多いと思います。だから、今日はあなたの情熱を見つけるヒントをお伝えしたい。。。
ってことで、あなたの情熱がどこにあるのかを見つけるヒント、、、それは・・・
過去に苦しんだこと
ですね。
まぁ、もしかすると今も苦しんでいることかもしれないですが(笑)あなたが苦しんだことや苦しんでいることというのは、自分に期待をしている部分だということです。
例えば、上手に歌を歌うことができなくて苦しんでいる人がいるとします。その人は、そもそも自分が上手に歌を歌えていないという判断ができる状態にあるわけです。つまり、その判断ができるだけの経験や知識や技術といったものがなければ、そんな判断をすることはできないって話。そして、もしそこに情熱がない場合、自分の歌が上手ではないことなんて気にもならないはずです。「歌が上手くない?だから何?」って感じです。
これを踏まえると、あなたがもし苦しんでいたことや苦しんでいることがあるなら、そこには情熱がある可能性が高いってことが分かると思います。自分はもっと上手くやれるはずだとイライラすることとか、逆にガッカリしてしまうようなことがあるなら、そこにはあなたの情熱が眠っているはずですね。自分はダメだ・・・って自信が持てない部分があれば、実はそれこそがあなたが情熱を持っている部分であることが多い。そして、実際にはあなたが思っている以上に、あなたはその部分を他人よりも上手くできる可能性が高いと思います。
他人と比較するところには情熱がある
「でも、あの人の方が自分よりもできるし…」って思ってしまうことがあるなら、そういう場合も情熱が隠れている可能性が高いですね。さっきも言いましたが、情熱がない部分に対して人間は何も気にならないはずです。「え?◯◯さんよりお客さんの笑いが少ない?だから何?」って具合です。どうしても笑いが欲しくなる。大阪人として、笑いが取れないというのはアイデンティティが保てない。。。だからできれば、ステージに上がる以上は他の人よりも笑いが取りたい。という事は、そこに情熱があるってことですね。・・・お伝えしときますが、情熱があるってことと、能力があるってことはイコールじゃないので、「中谷、おもんない」みたいなコメントはしないようにお願いします(笑)
炎のごとき情熱をビジネスに
あなたがもしビジネスを成功させたいと願っているのなら、情熱の持てる部分を見つけてください。過去に苦しんだり、今も苦しんでいるような、そんなこだわりの持てることをビジネスに反映すると良いかもしれません。そこにはきっと情熱があるので、あなたが上手くいくスピードが上がると思います。
P.S.
本当は笑いが欲しいのではなく、参加した方に何かを感じてもらい少しでも貢献できる事に対しての情熱、、、サミットの後に良い成果が出たという言葉を聞けるのはとても嬉しい。。。
-中谷佳正