リッチ・シェフレン
ナビゲーターの中谷です。

若い経営者や
ビジネスパーソンにお会いすると良く言われる事があるのですが、

「中谷さんって楽しそうに仕事してますよね。。。」というもの。

中谷さんくらいの年齢の経営者ってもっと我慢して仕事をしていると思ってて、そのイメージが無くなりました！と言っていただける事が多いんですが、僕と一緒に仕事をしていただいている人から、こんな風に言われたらめちゃくちゃ嬉しい。なぜなら僕が気をつけている事は、、、

 

好きな人としか仕事をしない

 

僕がビジネスをする上で決めていることの1つに、好きな人としか仕事をしないというものがあります。

先日の【5ミニッツコーチング】でもちょっとだけ話をしたんですが、僕は多くの時間をクライアントのことを考えることに費やしています。これは僕だけではなく多くのビジネスパーソンが、同じようにクライアントのことを考える時間が長い方は結構多いと思います。

そんな中で、もし嫌いな人と仕事をしているという人がいるなら、ぜひ今回の話は聞いていただきたい。。。なぜなら、自分の限りある時間の一部を、そんな好きでもない人の為に使うってどうなの？と思うからです。

実際、僕も嫌いな人と仕事をすることが1回もなかったわけじゃありません。でも、、、ストレスがすごかった。正直、、、僕には耐えられなかったですね。「何を甘いことを・・・」とおっしゃられるかもしれないですけど、無理なものは無理（笑）だから、僕は好きな人としか仕事をしないと決めました。

それに、仕事って大変な部分が結構あるわけで、それを苦労しても相手に貢献できている事を実感する事で、その苦労は報われて楽しく仕事ができるわけです。

 

嫌いな人の条件を出してみる

 

好きな人としか仕事をしないって言うけど、そんな自分の好みに合った人ばかりいるとは限らない。。。と、思われるかもしれません。これは、恋愛対象について考えてみるとわかりやすいんじゃないかと。

例えば、相手の女性や男性について、好みを言い出したらキリがない。顔立ちとか身長とか年齢とか、、、髪のキューティクル、手の形、まつげの長さ。。。（笑）こだわりを突き詰めると、本当にキリがないでしょうし、その条件に当てはまっている人を見つけようとしても、まず見つからないはず。

そんな時の為に好きな人とだけ仕事をするコツをお伝えしたいと思います、、、それは嫌いな人の条件を出してみる、というもの。好きな条件が満たされないことは我慢できても、嫌いな条件を我慢するのって難しいと思いませんか？

例えば、デートで食事をする時に、人前でクチャクチャ音を立てながらご飯を食べるとか、店員さんに対する態度が横柄だとか、帰りの車からゴミをポイ捨てするとか、、、もしあなたの嫌いな条件に当てはまるのなら、これを我慢することができるかどうかです。

僕は、、、無理です。その場で車から降りてもらうかもしれません。。。やっぱり、無理なものは無理（笑）わがままと言われるかもしれないですが、嫌いな条件を我慢するのはとても難しい。ということで、嫌いな人の条件を出し切っておいた方が、色々とやりやすくなる、、、

 

どうしても好きになれない場合は？

 

でも、あなたがもし、どうしても好きになれない相手と仕事をしないといけない場合はどうしたら良いか？その場合も対策ももちろんあります。それは、、、あなたの従業員やアウトソーサーに担当してもらうということです。

たとえ嫌いな人の条件を満たしていなかったとしても、馬が合わないという人はいると思います。こればっかりはしょうがないですね、人間だから当然です（笑）逆に言えば、あなたと仕事をしても上手くいかなかったであろうクライアントが、従業員に担当してもらったら上手くいくなんてことも考えられるわけです。

これは本当に不思議なことですが、よくあることです。サッカーとか野球とかバレーとかスポーツでもあると思いますが、誰と誰が組むかによって成果は変わってくるということ。組み合わせがとても大事です。。。

あなたとクライアントで社長同士、トップ同士でやり取りすれば良い結果が出るかと言えばそうでもなくて、大事なのはバランスなんだと思います。なので、あなたがもし好きになれない相手と仕事をしないといけない場合は、別の人間と組んでもらうというのも1つの手だというのを忘れないでください。

なんでも、あなたがしなければいけないということはありません。というか、そのために人を雇うというのも方法の1つではあるってことですね。

 

幸せは人間関係から

 

75年間724人の男性を追跡したと言われるハーバード成人発達研究は、史上最も長期に渡って成人を追跡した研究として有名です。この研究において出された結論は、健康的に人を幸福にするのは良い人間関係に尽きる、というもの。

それは、何もプライベートに限ったことではなくて、ビジネス上の人間関係だって同じだと思います。ダイレクト・レスポンス・マーケティングは、顧客との人間関係を構築していくマーケティング手法なんて言われ方もしますが、要するに僕達はお客さんやクライアントと人間関係を構築していくというビジネスをしているわけです。。。

その人間関係を良くしたいなら、当然のことですけど好きな人と一緒に仕事をするのが良いという結論にたどり着くはずです。そうすれば、幸せを感じながら仕事をすることができるわけですし、自然と笑ったりする回数も増えるでしょうね。

あなたが今よりももっと楽しく仕事をしたいと思うのなら、ぜひ今回お伝えしたことを実践してみてください。あなたの時間は限られているので、誰の為に時間を使うのかということは、とても大事なポイントだと思います。

-中谷 佳正


P.S.
ちなみに、うちの会社のクライアントの方で担当が僕じゃないからといって、僕が好きになれないという意味ではないので、悪しからず。。。（笑）