From:リッチ・シェフレン
今日は、自分は完璧主義で困るというあなたに、ピッタリのヒントを紹介しましょう。これに取り組み、効果を出すためにはある程度時間が必要です。時間をとってやれば、必ず乗り越えるコツをつかむことができます(もし平日が忙しいようなら、週末にでも時間をとってみてください)。
この「完璧主義」というのは、起業家にとっては本当に問題なんです。あなたが完璧主義だとしたら、それだけでビジネスの勢いをそいでいることになります。
製品開発をするにも、マーケティングのキャンペーン計画を立てるにも、何をするにしても、とにかく必要以上に時間がかかってしまうため、成功が遠のいてしまうのです。
やっとうまく行くかと思っても、他の人たちがすでに一歩先に出ているので、大きなチャンスは持って行かれてしまいます。大きな問題ですね。
実は、完璧主義に悩んでいるクライアントを対象に分析してみたんですが、完璧主義の根底には自尊心の問題がある、という事実がはっきりと見えてきました。
自尊心の問題が完璧主義を引き起こしているわけです。でも、この自尊心の問題が、完璧主義を克服するためのカギでもあるんです。まず、知ってほしいのは、完璧主義とはカモフラージュだということ。自分自身でも信じていない自分を世の中にアピールしようとするごまかしなんです。
もう一度繰り返します。ほとんどの人が気づいていませんが、これは完璧主義の中核をなす問題ですからね。
「完璧主義とは、自分自身でも信じていない自分を世の中にアピールしようとするカモフラージュにすぎない」。これこそが核となる問題です。実際そうなんです。
それがわかったら、完璧主義を克服するために、次に何をすべきか?それは、あなたが世の中にアピールしようとしている、自分でも信じていない自分とは何かを考えることです。まず、それはどんな自分なのか?知的な自分、きちんとした自分かもしれません。どんな自分なのか?
それがわかれば、次は、あなたが自分自身をそんな自分だと信じられるようになるには、何を行い、見て、感じて、経験しなければならないか?完璧主義以外にも、自分以上の自分を作らなくても、それ以外の方法で、そんな自分だと信じられる方法はないのか?を考えるのです。それは何か?自分がそんな自分だと信じられるには、どうしたらいいか?
最後に、なぜ、人々にそんな自分を信じてもらわなければならないのか?人々に信じてもらおうとしている自分の姿とは何か? その自分の姿をあなた自身が信じるには何が必要か?そして、なぜ世の中に、その自分の姿を信じてもらう必要があるのか? それを考えるわけですね。
これらの3つのステップを踏むことで、完璧主義が克服できます。考えをまとめるためにも、日記の形で書いてみるといいでしょう。
さあ、今すぐ日記を開いて、あなたの完璧主義について考えてみてください。そして、克服のための3つのステップを忘れずに取り入れてください。
以上が今日のヒントです。
大きな利益とその向こう側へ
リッチ・シェフレン
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